さまざまな思いをもった人たち

看護の現場での出会いというものを考えてみたいと思います。さまざまな思いをもった人たちが出会い、この思いを実践へと結びつける過程では、対話が繰り広げられますね。共有された時間と空間の中で、身振り手振りを交えて互いの言葉をぶつけ合うのです。そして、この対話を通じて新たな知が創造されるわけです。また、創造された知識は、必然的に実践を伴います。根源的に知識は行為であるといってもよいでしょう。それが本当に正しいと知っていれば、実行に移すからです。プラトンも言うように、正しいと知っていて実践に移さないのであれば、本当に知っていることにはなりません。逆に「正しいと知っていても実践できない」状況は、より基本的な部分にマネジメントの問題があるはずです。このような、さまざまな思いをもった人たちによって共有された時空間を「場」と呼びます。「場」で繰り広げられる対話や実践の中身はさまざまです。看護の現場では、たとえば目の前の患者のアセスメントに始まり。過去の経験や知識を総動員しながら、よりよいケアの方法を探し出そうとするはずです。そこに居合わせた人で知識が不足している場合は、専門家を呼びにいくこともあるでしょう。参考書で分かることもあるはずです。このように、多面的に知を希求する活発な雰囲気が創造性の源泉となるのですね。まさにダイナミックな緊張感のある出会いがそこでは繰り広げられているわけですね。

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